この記事はこのような方におすすめです
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夫婦関係に「価値観のズレ」を感じている
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お酒をめぐってパートナーとぎくしゃくした経験がある
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自分らしさを抑えすぎて苦しくなっている
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好きなものを“悪いこと”のように感じてしまう
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心からつながれる関係を求めている
お酒でつながった私たち夫婦の物語
最初の結婚で味わった“お酒への罪悪感”
私にとってお酒は、楽しくて、気持ちを少しゆるめられる「幸せのスイッチ」です。でも、最初の結婚ではそう思わせてもらえなかったんですよね。
前の夫もお酒は好きでした。けれど、私が飲みに行くことや、酔って帰ることには、どこかピリついた空気が流れていたように思います。機嫌が悪くなるどころか、「怒鳴られるんじゃないか」「殴られるんじゃないか」と不安になるほどの場面もありました。
当時の私は毎晩飲むタイプではありませんでしたよ。それでも、「好きなことを楽しむ」ことはいけないことなんだ、と禁止されているような感覚が、心の奥に染み込んでいったのです。
今の夫と出会った「乾杯の記憶♡」
そんな私が、今の夫と出会ったのはビアガーデン。まるで酒好きの象徴のようですよね(笑。お酒の話題で盛り上がり、「あのお店行ってみたいね」「このお酒も美味しいよ」と、自然に心の距離が近づいていきました。
お酒が縁になって、次のお店へ、次の時間へ──そうやって一緒に過ごす中で、「この人となら、自分の“好き”を大切にしてもいいんだ」と、初めて思えたのです。
“酔い”を許し合える関係の心地よさ
今では、私がお酒に酔ってちょっと失敗してしまった時でも、夫は呆れながらも「またか〜!」と受け止めてくれます。私も、夫が飲んで帰ってくる日があっても、心から「楽しめたならよかったね」と思える。
お酒という共通の趣味があることで、「楽しい時間を共有する」「自分をさらけ出しても安心できる」という信頼感が、私たちの間に育っていきました。
お酒を通じて感じた、家族の絆
父と夫が交わす、静かな愛情
実家に帰ると、父は本当にうれしそうに夫とお酒を酌み交わします。まるで本当の息子のように大切にしてくれている姿に、私はじんわりとした温かさを感じるのです。(私の弟も飲むようになってきましたが、夫ほどではないもので)
「婿」という距離感ではなく、多くを語らなくても、ただ同じ時間を飲みながら過ごすことが、心の交流になっている。言葉は少なくても、そこには確かな“つながり”があるように思います。
年齢と健康の間で考える「お酒」との付き合い方
父はもうすぐ80歳。それでもますます元気になっていくし、「好きなお酒は我慢しない」と決めて、毎日しっかり楽しんでいます。むしろ、制限することでストレスがたまるくらいなら、心が喜ぶ方を選ぶのも“健康”の一つの形だと思っています。
もちろん、私自身はまだそこまでの年齢ではありません。でも「断酒」という選択肢がまったく頭にないのも、私にとってお酒が“ただの嗜好品”ではなく、“つながりを感じる大切なもの”だからなのだと思います。
お酒とともに、自分自身をゆるすということ
過去の制限からの解放
かつての私は、「楽しむ自分」に罪悪感を持っていました。酔うこと、自由に笑うこと、ちょっと羽目を外すこと…どれも「誰かを怒らせてしまうかもしれない」と恐れていたんです。
でも今は違います。今の夫との関係が、過去のその“制限”を優しくほどいてくれました。「こうあらねば」の鎧を脱いだ先で、ようやく私は、自分の素直な感情を抱きしめられるようになったのです。
「好き」を許せる関係がくれる自由
私たち夫婦にとって、お酒は“つながり”であり“自由”です。好きなことを共に楽しみ、失敗も笑い合い、そして受け止め合える。そんな関係があることに、私は日々、静かな幸せを感じています。
夫婦の価値観が合うことは、案外簡単なようでいて、とても難しいこと。でも、自分の「好き」を否定せず、誰かと一緒に味わえる関係は、人生をやさしく豊かにしてくれますよね。
もし、この記事を読んでくださっている方の中に「夫婦で価値観が合わず、うまくいかないな」と感じている方がいらっしゃったとしたら、どうか安心してください。その違いには、ちゃんと向き合う方法があります。
たとえば今回のテーマである「お酒」でいえば、一方が否定的な場合、まずはその理由を話し合ってみてほしいのです。
酔っ払った姿が苦手?お金の使い方が気になる?健康面が心配?
反対に、それを楽しんでいる側も「なぜお酒が好きなのか」「どんな時間を大切にしているのか」を言葉にしてみる。
価値観の違いは、“衝突の種”ではなく、“調和の入り口”なのかもしれません。
対話を重ねていくことで、お互いの背景や思いが見えてくる。そこから、“ふたりにとって心地いい距離感”が、少しずつ形になっていくのだと思います。
「自分の“好き”を大切にする」
そんな当たり前のようで忘れがちな感覚を、これからも一緒に思い出していけたらと思っています^^


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