「夫や家族を優先し、自分のことはずっと後回しにしてきました。
やりたいことがあっても、お金や夫の反応が気になって、結局あきらめてしまう。
そんな人生を何十年も送ってきたのに、最近ふと『このままで終わってしまうのかな』と不安になりました。」
これは、あるクライアントの方がセッションで語ってくださった言葉です。
誰かのために生きることは尊いものですが、その過程で自分自身を置き去りにしてしまう感覚に、いつしか息苦しさを覚える方も少なくありません。
人生の折り返し地点に立ったとき、私たちはこう問いかけるようになります。
「私は、本当にこの人生で良かったのだろうか?」
この記事では、そんな問いに向き合うあなたに向けて、「自分を再起動する3つの問い」をご紹介します。
心理学的な自己対話と、スピリチュアルの優しいまなざしを融合させた問いの力を、受け取ってくださいね。
人生の折り返しで訪れる「不安」と「問い」
若い頃は、何かを「手に入れる」ことにエネルギーを向けてきた私たち。
家族、仕事、居場所、パートナー、役割…。そのすべてが「人生を豊かにするもの」と信じて進んできたはずです。
けれど40代、50代になる頃、ふと立ち止まってしまう瞬間が訪れます。
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「このまま歳を重ねるだけでいいの?」
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「“私”という存在がこの中にいる?」
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「何のために生きているのか、わからなくなる時がある」
そうした心の揺らぎは、けっして「弱さ」ではありません。
むしろ、人生の折り返し地点にいるからこそ見えてくる、「本当の願い」のサインでもあります。
自分を再起動するための3つの問い
そんなとき、私が大切にしているのが「問いの力」です。
問いは、あなたの中に眠っていた感情や感覚を、そっと呼び起こします。
占いやカウンセリングのように“答え”を外に求めるのではなく、内側に眠る答えを見つけていくプロセスです。
では、どんな問いを自分に向ければいいのでしょうか。
セッションでもお伝えしている、3つの問いをご紹介します。
問い①「本当は、何を望んでいるの?」
これは、いちばん最初に向き合ってほしい問いです。
表面的な「やるべきこと」ではなく、心の底で渇望しているものは何か?
それを見つめることから、再出発の道は始まります。
先ほどのクライアントさんは、この問いに出会って初めて、「自分が“自由に過ごす時間”を欲していた」と気づかれました。
「飲み会に行っていい?」と夫に許可を取っていた日々から、
「今日は行ってくるね」と言えるようになった。
その一歩は、望みを自分で許すことから始まったのです。
問い②「私の“らしさ”って何だった?」
あなたが子どものころ、どんなことでワクワクしていましたか?
どんなことに夢中になり、どんな言葉に救われてきたでしょうか?
人生の中で「役割」に没頭していると、私たちは自分の“らしさ”を忘れてしまいがちです。
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笑うのが好きだった
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絵を描くのが好きだった
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人の話をじっと聞くのが好きだった
こうした感覚を思い出すことは、失われた“自分の軸”を取り戻すヒントになります。
問い③「それって自分を喜ばせる選択?」
何かを決めるとき、つい他人の気持ちや常識を優先してしまうことはありませんか?
あるいは、誰かのひとことに、必要以上に傷ついてしまうこともあるかもしれません。
たとえば、夫や家族が何気なく口にした
「なんでそれやるの?」という一言。
本当はただの確認や関心かもしれないのに、
「否定された」「やってはいけないのかも」と感じて、
やろうとしていたことをあきらめてしまう方もいらっしゃいます。
でもそのとき、「その受け取り方って、私を楽しくさせるかな?」と自分に問いかけてみてほしいのです。
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怒ることも、悲しむことも、選べる
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「私はどう捉えたいか」と、感情の方向を自分で選ぶことができる
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そして何より、「私を喜ばせる選択」を選ぶ自由がある
こうした問いは、自分の感情のハンドルを“自分自身”に取り戻すことにつながります。
些細なことでも、「自分が心地よい方を選ぶ」と決めるだけで、
人生には少しずつ温度と彩りが戻ってくるのです。
問いを通して、再出発が始まる
3つの問いを通じて見えてくるのは、自分を大切にしながら生きる道です。
もちろん、いきなり大きく何かが変わるわけではありません。
でも、問いがあることで、心の舵を取り戻す感覚が芽生え始めます。
何より、「私はこのままでいい」と信じたまま日々を過ごすことが、
少しずつ、「この人生で良かった」と思える未来につながっていくのです。
「この人生で良かった」と思えるように
あなたにとって、「この人生で良かった」と思える瞬間はどんなときですか?
もしかしたらまだ、答えが見つからないかもしれません。
それでも大丈夫。
問いを持ち、答えを探しながら歩む人生には、あなた自身の物語が宿っています。
どうかご自身の気持ちを、見過ごさずにいてください。
あなたの人生は、これから何度でも再出発できるのですから。
あなたの心が少しでも軽くなることを願っていますね。
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