【最終回】手帳は未来の台本です。2026年の大晦日、あなたが笑っているための「幸せシナリオ」を書きませんか?

手帳術

みなさん、こんにちは!アーヤです。

全5回にわたってお届けしてきた「2026年を最高にする手帳術」、いよいよ今回が最終回です。 ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます。

第1回では「できたことリスト」で自分を褒め、第2回で「漢字」を決め、第3回で「遊び」を予約し、前回は「やめること」で荷下ろしをしました。 今の皆さんの手帳と心は、きっと以前よりもスッキリと整い、温かいエネルギーで満たされているはずです。

シリーズの最後にお伝えするのは、仕上げの魔法。 脳を心地よく騙して、理想の未来を現実に引き寄せる「脚本作り(スクリプト)」のワークです。 「そんなことで願いが叶うの?」と思うかもしれません。でも、これは脳科学的にも理にかなっている方法なんですよ。 温かいお茶を用意して、リラックスして読んでくださいね。


脳は「検索エンジン」。書くことでオートモードになる

「赤い車」を探すと、急に街中に赤い車が増える?

こんな経験はありませんか? 「そろそろ赤い車に買い替えようかな」と思った途端、街中で急に赤い車ばかり目につくようになったこと。 もちろん、急に赤い車が増えたわけではありません。あなたの脳が「赤い車」を重要な情報として認識し、アンテナを立てて探し始めたからなんです。これを専門用語でRAS(ラス)機能なんて呼んだりします。

手帳に「理想の未来」を書くことは、この脳のアンテナ感度をMAXにすることと同じです。 ぼんやりと「幸せになりたいな」と思っているだけでは、脳は何を探していいかわかりません。でも、「私はこんなふうに笑っている!」と具体的に脚本を書くことで、脳は勝手にその未来を実現するための情報やチャンスを探し始めてくれるのです。

手帳はあなたの人生の「台本(シナリオ)」です

映画やドラマには必ず台本がありますよね。役者さんはその台本通りに演じることで、感動的なラストシーンを迎えます。 人生も同じです。あなたが「私の2026年はこういうストーリーになる」という台本を持っていれば、無意識のうちにその通りに行動し始めます。

逆に言えば、台本がないと、周りの環境や他人の都合に振り回される「エキストラ」のような一年になってしまいます。 あなたは、あなたの人生という映画の「主演女優」であり「監督」であり「脚本家」です。 誰に遠慮することもありません。ハッピーエンドの物語を、あなた自身の手で書き上げましょう。

「妄想」はタダ!リアリティのある嘘をつこう

「でも、叶わなかったら虚しいし……」なんて心配は無用です! 手帳の中は、誰にも見られないあなただけの秘密基地。妄想するのはタダですし、誰にも迷惑をかけません。

コツは、思いっきり「リアリティのある嘘」をつくこと。 「宝くじが当たった」といった突拍子もないことよりも、「家族と笑い合ってご飯を食べている」「鏡を見た肌ツヤが良くて気分がいい」といった、手が届きそうで、でも最高に幸せな情景を描くのがポイントです。 脳は、鮮明にイメージされたことと、現実の出来事の区別がつきにくいと言われています。脳を心地よく騙して、「あれ? 私もう幸せかも?」と錯覚させてしまいましょう。

舞台設定は「2026年12月31日」の大晦日

なぜ「大晦日」の日記を書くの?

脚本を書くとき、一番おすすめの日付設定は「2026年12月31日」です。 「終わり良ければすべて良し」という言葉があるように、一年の最後が良い気分であれば、その年は「良い年だった」として記憶に残ります。

まだ2026年は始まってすらいませんが、手帳の12月31日のページ、あるいはフリースペースを開いてください。 そして、あたかも今日が大晦日であるかのように、「未来日記」を書くのです。 書き出しはこうです。「今年も本当に良い一年だった」「ああ、幸せだなぁ」。 先にゴール地点に旗を立ててしまうことで、そこに至るまでの364日が、そのゴールへ向かうための伏線に変わっていきます。

過去形で書くのが最大のポイント

このワークで一番大切なルール、それは「過去形」で書くことです。 「幸せな一年になりますように」という願い事ではありません。 「幸せな一年でした。ありがとうございました」と、感謝を込めて完了形で書くのです。

「~したい」と書くと、脳は「今はまだ叶っていない」という不足感を認識してしまいます。 でも「~でした」「~できました」と書くと、脳は「あ、これはもう達成された事実なんだ(あるいは達成可能なんだ)」と認識し、安心感と自信を生み出します。 「家族みんなが健康で過ごせました」「ずっと欲しかったあのバッグを買って、お出かけできました」。 言い切ることで、未来を予約確定してしまいましょう。

40代以上の「幸せ」は、日常の穏やかさの中に

私たちが描く脚本は、若い頃のような「大成功!」「大冒険!」といった派手なものでなくてもいいんです。 40代、50代の女性にとっての本当の幸せは、何気ない日常の穏やかさにあることが多いですよね。

「大掃除を早めに終えて、スッキリした部屋で紅白を見ている」 「温かいお蕎麦の出汁の香りがして、夫と『今年も早かったね』と笑い合っている」 「子供たちがそれぞれの場所で頑張っていて、それを誇らしく思っている」 そんな、静かで温かいシーンこそが、最高のハッピーエンドではないでしょうか。 肩の力を抜いて、あなたが一番「ホッとする」情景を描いてみてください。

五感を使って、ありありと情景を描写する

「見えるもの」「聞こえるもの」を書き込む

脚本をより強力にするテクニックは、「五感」を使うことです。 ただ「楽しかった」と書くよりも、その時の状況を詳しく描写してみましょう。

  • 視覚: 「リビングには新しい花が飾ってある」「窓の外は静かな雪景色(または晴天)」
  • 聴覚: 「除夜の鐘の音が遠くから聞こえる」「テレビから賑やかな笑い声が聞こえる」
  • 嗅覚: 「お風呂上がりのいい香りがする」「炊きたてのご飯の匂い」

このように具体的に書くと、読んでいるだけでその場にいるような臨場感が湧いてきませんか? この臨場感が、脳をその気にさせるスイッチになります。

「感情」の描写が、未来を引き寄せる磁石になる

状況描写と一緒に、その時の「感情」もセットで書き込みましょう。 「あぁ、スッキリした気持ち!」「心から安心している」「ワクワクして眠れないくらい」 この「感情」を先取りして味わうことが、ビジュアライゼーション(視覚化)の核心です。

私たちの現実は、心で感じていること(波動や気分)と同じような出来事を引き寄せると言われています。 書いている最中に、思わず口角が上がってニヤニヤしてしまったら、もうこっちのもの(笑)。その「ニヤニヤ」という良い気分が磁石となって、2026年に素敵な出来事を連れてきてくれます。

ネガティブなことは一切書かない「聖域」にする

この脚本の中には、不安や心配事、反省は一切入れません。 「お金の心配もあったけど、なんとか乗り切った」とは書かず、「必要なものはすべて満たされて、豊かさを感じている」と書き換えます。

「病気もせず」と書くと「病気」という言葉を脳が拾ってしまうので、「一年間、エネルギー満タンで元気に過ごせた」とポジティブな言葉を選びましょう! このページだけは、一点の曇りもない、完全無欠のハッピーな世界。 読み返すたびに元気が出る、あなたの心の「聖域(パワースポット)」にしてくださいネ。

2026年、あなたはどんな自分でありたい?

「主演女優」である自分の姿をイメージして

最後に、その大晦日のシーンにいる「あなた自身」を描写しましょう。 「私はどんな服を着ていますか?」「髪型は?」「表情は?」

「肌の調子がすごく良くて、鏡を見るのが楽しい」 「お気に入りのルームウェアを着て、リラックスしている」 「以前よりも少し痩せて、体が軽い」 理想の自分の姿を遠慮なく書いてください。 「今の私とは程遠いし……」なんて思う必要はありません。これは1年後の台本ですから、理想の姿で登場していいんです。 背筋が伸びて、笑顔で、自信に満ちている。そんな素敵な主演女優になりきって書きましょう。

夫や子供、周りの人との関係性は?

あなただけでなく、周りの登場人物との関係も脚本に書き込みます。 もし今、夫婦仲がギクシャクしていたとしても、脚本の中では「夫と穏やかに会話ができて、感謝の気持ちが湧いてきた」と書いてみましょう。 子供に対してイライラしがちなら、「子供の成長を頼もしく見守ることができた」と書く。

不思議なもので、そうやって「理想の関係」を文字にして認識すると、現実でも相手に対して少し優しくなれたり、余裕を持って接することができたりするんです。 「こうなってほしい」という祈りを込めて、大切な人たちとの笑顔のシーンを刻んでください。

書き終えたら、一度声に出して読んでみる

脚本を書き終えたら、ぜひ一度、小さな声でいいので読み上げてみてください。 自分の耳から入る言葉は、心に深く届きます。 「2026年、本当に幸せな一年でした。ありがとう」 そう言ったとき、胸が温かくなったり、涙が出そうになったりしたら、予祝は完了です。 その温かい感覚を、細胞一つ一つに染み込ませるように味わってください。 これで、2026年へのカーナビの目的地セットは完了です!

終わりに:手帳はあなたの一番の味方です

シリーズを通して、あなたの手帳は「宝物」になりました

ここまで、5回にわたって手帳術をお伝えしてきました。

  1. 自分を褒める「できたことリスト」
  2. 指針となる「テーマ漢字」
  3. ワクワクを予約する「遊びの予定」
  4. 心を軽くする「やめることリスト」
  5. 未来を創る「理想の脚本」

これらを書き込んだあなたの手帳は、もうただの文房具ではありません。 あなたの自己肯定感を支え、迷ったときに道を示し、疲れたときに励ましてくれる、世界でたった一つの「宝物」であり「最強のパートナー」です。

完璧でなくていい。開くたびに味方でいてくれる

これから始まる2026年、もちろん良いことばかりではないかもしれません。 落ち込んだり、書いた通りにいかなくて焦ったりする日もあるでしょう。 そんな時こそ、この手帳を開いてください。

最初のページに書いた「漢字」を見て初心を思い出し、「できたことリスト」を眺めて自信を取り戻し、「未来の脚本」を読んで希望を持つ。 手帳は、いつでもあなたの味方です。どんな時も、あなたの幸せを一番に願って待っていてくれます。

さあ、新しい扉を開きましょう!

長いブログシリーズにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

2026年が、みなさんにとって笑顔があふれる、優しくて温かい手帳ライフになりますように。 心から応援しています!


(おまけ)
書き終わった後、もしよかったらコメント欄で、あなたの「2026年大晦日の一言」を教えてください! 「最高に楽しかった!」「温泉でまったり最高!」など、一言宣言することで、みんなで予祝のパワーを倍増させちゃいましょう!

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