「感謝」と「鈍感力」で心を守る。完璧じゃない私でも愛されていい

自己肯定感

 

この記事はこのような方におすすめです。

  • つい頑張りすぎて、自分に厳しくしてしまう

  • 感謝しなきゃと思っても、素直にできない時がある

  • 他人の言葉に敏感で、すぐに落ち込んでしまう

  • 「ちゃんとしなきゃ」から解放されたい

  • ダメな自分も受け入れたいと思っている


「ありがとう」が言えない日もある

最近、昔からの友人と偶然再会する出来事がありました。若い頃に仲良くしていた彼女とは、何年も会っていなかったのですが、住んでいる場所が近くなったことで、ひょんなことからまたつながったのです。

久しぶりに会った彼女は、少し痩せて、でも笑顔はあの頃のままでした。でも話を聞くうちに、彼女がここ数年で大きな悲しみを経験していたことを知りました。

彼女は、最愛のパートナーを突然亡くしていたのです。まだ幼いお子さんたちを抱えながら、日々の生活を守っていく。そのプレッシャーと孤独は、私には到底想像がつかないものでした。

「子どもに、“お母さんが死ねばよかったのに”って言ってしまったことがあるの」

そう打ち明けてくれた彼女の言葉に、私は一瞬、息が詰まりました。でもそれは、どれだけ彼女がまじめに、誠実に家族を大切にしてきたかの証でもありました。


一生懸命な人ほど、傷つきやすい

真面目でストイックで、責任感が強い人ほど、自分を追い詰めてしまうことがあります。「ちゃんとしなきゃ」「もっと強くならなきゃ」そんな言葉が、心の中でぐるぐると回ってしまう。

そんな彼女を見て、私はふと、こんなことを思ったのです。

「私のようにちょっといい加減で、少し鈍感な方が、人生ってラクに生きられるのかもしれないな」


鈍感力は、心のクッション

“鈍感力”と聞くと、無神経とか、気が利かない印象を持たれるかもしれません。でも私がここで言いたいのは、「全部を受け止めすぎない力」のこと。

たとえば私は、賞味期限切れの食品に気づかずに食べてしまうことがあるし、お酒を飲みすぎてそのままソファで寝てしまうことだってあります。

そんな自分を「だらしない」「妻失格」と責めてしまう日もあります。でも、私の夫はそれでも私を大切にしてくれます。そして、きっと私も、夫が同じことをしても、変わらず愛すると思うのです。

そう思った時に、ふと腑に落ちたんです。

「完璧じゃなくても、愛されていいんだな」って。

鈍感力とは、心の中に“クッション”を置くようなもの。なんでもかんでも真に受けず、いい意味で受け流すことが、自分を守る知恵なのかもしれません。


感謝とは、自分を責めない視点

「感謝しなきゃ」と自分に言い聞かせたこと、ありませんか?

でも、無理に感謝しようとすると、それが“我慢”や“自分否定”につながってしまうこともあるんですよね。

だから私は、こう考えています。

感謝は、今の状況を否定しないための視点。

「完璧ではない今」も、「うまくいっていない現実」も、
そこにあるちいさな支えやあたたかさに気づくことで、ほんの少し心がやわらぐ——

そんな瞬間こそが、本当の意味での感謝なのだと思うのです。


ゆるんだ自分にも、愛を向けてあげよう

私たちは、どこかで「ちゃんとしていないと愛されない」と思い込んでいます。でも実際には、「ちゃんとしなくても愛してくれる人」が、きっと誰の周りにもいる。

そして、何より大切なのは——

自分が、自分をゆるすこと。

少しくらいズボラでも、感情的になっても、疲れて寝落ちしても、そんな自分を「ダメだ」とジャッジするのは、もうやめにしませんか?

「今日はよくやったね」
「それでも大丈夫だよ」
「私、えらいよ」

そんなふうに声をかけてあげることが、明日への優しいスタートになる気がするのです。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

「感謝」も「鈍感力」も、自分をゆるし、守るための大切な力です。
そしてその力を、もっと深く育てたいあなたへ——

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